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電磁波過敏症とは |
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電磁波過敏症とは、微弱な電磁波を浴びただけで過敏に反応し、頭痛や吐き気・めまいなどを発症して
しまう症状で、アメリカ合衆国の医学書ウィリアム・レイ博士によって命名されました。
* 以下はウィリアム・レイ博士による電磁波過敏症の症例です
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(1) |
目の症状 : 見にくい、目が痛い、目がうずくなど |
(2) |
皮膚の症状 : 乾燥する、赤くなる、できものなど |
(3) |
鼻の症状 : 鼻づまり、鼻水など |
(4) |
顔の痛み : 顔がほてる、むくむ、水泡、ひりひりする |
(5) |
口の症状 : 口内炎、メタリックな味がする |
(6) |
歯や顎 : 歯や顎の痛み |
(7) |
粘膜の症状 : 乾燥、異常な渇き |
(8) |
頭痛 : 単なる頭痛のみならず記憶喪失やうつ症状まで |
(9) |
疲労 : 異常な疲れ、集中力の欠如 |
(10) |
めまい : 気を失いそうな感覚、吐き気 |
(11) |
関節痛 : 肩こり、腕や関節の痛み |
(12) |
呼吸 : 呼吸困難、動悸 |
(13) |
しびれ : 腕や足の痺れ、麻痺 |
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携帯電話の電磁波 |
携帯電話の電磁波は、電波の中でもマイクロ波という分類に入ります。マイクロ波はテレビやラジオの周波数よりも高く、携帯電話以外では電子レンジなどが代表的です。
電磁波の人体への影響には、@刺激作用、A熱作用、B非熱作用の3種類がありますが、
@刺激作用は、100kHz以下の低周波のみ人体に作用するので、携帯電話で使用されるマイクロ波には
当てはまりません。
A熱作用については、電磁波の熱作用を利用した調理器具の電子レンジと携帯電話は同じ周波数帯に
属しており、更に携帯電話は通話時に頭部に非常に近い位置に固定される為、脳や眼球へ何らかの
影響があると思われますが、電子レンジの出力500〜600Wに対して携帯電話はおよそ1000分の1
程度のエネルギーの0.6〜0.8Wですので、携帯電話での熱作用による体温上昇はほとんど無いと
いわれております。しかしながら、マイクロ波の特徴である丸い物体の中心に熱が集中する「ホット
スポット効果」により、特に血管が少ない眼球や睾丸など熱拡散が難しい人体組織への影響を心配する
声もあります。
B非熱作用については、研究や議論が交わされており現在はまだグレーゾーンの問題ですが、
・ 遺伝子損傷
・ 腫瘍や白血病などのがんが発症
・ 頭痛
・ 睡眠や学習に影響
などの影響が危惧されている反面、非熱作用は認められないとする報告もなされています。
いずれにしても、マイクロ波の非熱作用による人体への有害・無害の結論は未だ出ておらず、
様々な角度からの研究結果が待たれるところです。
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